溝端健太オフィシャルウェブサイト

鼓めんと

2019年09月28日

打ち示せ!

コンパスは常におよそ「北」を指す。
いつなんどき、どこに居ようとも。

この道は細く長い。
登り下りに、あぜ道砂利道、ぬかるみも。

分かれ道を前に、時に迷いながらも、
ただひたすらにコンパスが指し示す方へ。

僕にとっての「北」とはなんだ。
あなたにとっての「北」とはなんだ。

「打ち示す 心の羅針盤」




  


Posted by Kenta Mizobata at 16:08

2019年09月20日

涼やかな 月夜の下で うたったね

岡山での講座、部活を終えて、
神戸へとひた走る。

吹く風の冷たさに秋を感じ、
薄い雲をまとった月が風情を醸し。
妙に一句詠えそうな気がして、
思わず車を停める。

車内にてあれこれ言葉を練りつつ、

やがて・・・





うたた寝。。(笑

そして、外気の冷たさに、
身を震わした今に御座います。

芭蕉も時にはこんな夜を過ごしたのかな(笑




さぁ、帰ろう。  


Posted by Kenta Mizobata at 00:04

2019年09月17日

先見の ベロ持つ男 風をよむ

深夜に無事山形県より帰宅しました。
渋滞もあって12時間ほど掛かりました。
途中休憩すると朝まで寝てしまいそうだったので、
通して走って来ました
(こういう忍耐力だけは備わっているようで。)




今日は、
劇場での打ち合わせ後に、
元町高架下をぶらりと。

久しぶりに歩けば、

「あの店がなくなっている」
「あ、これがタピオカドリンクか」
「ここもシャッターに」
「お、またタピオカドリンク」
「ここのお店すきだなぁ」
「え、またまたタピオカドリンクやん」

そしてまたタピオ...

前から気にはなっていましたが、
世間はタピオカに侵食されて来ていますね。

そもそもなんですか?

食べ物?飲み物?
甘いの?辛いの?
やわいの?かたいの?
木の実?果実?魚卵?グミ?
排水溝の隅にあるやつ?
奈良公園に落ちて...


そんなに流行るもんかね。

「米を食え、米を。
それも出来れば玄米を。」

なんて心の中で毒づきながら飲んでみる。



...う、うまいやないかい




みなさん、
タピオカドリンク。
きっとこれから流行りますよ!  


Posted by Kenta Mizobata at 14:40

2019年09月16日

山問答 自身に問いかけ 道をゆく

一説によれば今から330年前の、
夏の荒れた天候の日に芭蕉は月山に登ったと言われています。(7合目までは馬に乗り、そこから歩いて山頂を目指したそうです。)

「雲の峯 いくつ崩れて 月の山」

そこで詠まれたのがこの俳句です。
山頂には俳句を記した石碑が建てられていました。

山頂まで登るルートいくつかありますが、
芭蕉が通ったとされる羽黒山口から私も登りました。

神戸から夜通し車を走らせ走らせ、
そのまま頂上を目指したので、
こりゃ身体に堪えるかと思いきや、、、

そこはロマンが背中を押してくれたのか、
一気に駆け上がることが出来ました。

山道を行く中で目にしたもの、
耳にしたもの、感じたもの。
そして、湧いた来たもの。

これこそがこの旅の目的であり収穫です。


昔、どこかの国の有名な登山家が、
「あなたはなぜ山に登るのか?」と問われ、

「そこに山があるから。」と答えたという話。



私の場合は、

「あなたはなぜ山に登るのか?」


「打つために 登るんです。」



さぁ、神戸まで無事に帰って、
この温かい想咲のエネルギーをカタチにするでぃ!


  


Posted by Kenta Mizobata at 11:56

2019年09月15日

芭蕉たずねて205里

山形県にある出羽三山の一山。

「月山」へ向けて旅を始めました。

10/12に「芭蕉月夜」と題して、
芭蕉の詠んだ俳句に焦点を当てた公演を企画しております。

(松尾芭蕉は今から330年前に月山へ登り、ある句を詠んでいます。その辺り詳しい内容はこの旅の途中で改めて。)

そのための構想作り、
楽曲の種になる「何か」を求めての旅路。

まずは無事に辿り着くこと。


  


Posted by Kenta Mizobata at 21:32

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