溝端健太オフィシャルウェブサイト

鼓めんと

2019年11月11日

カンボジア滞在記④

「舞台の価値 (その1)」

本日、無事に2公演終えることが出来ました!
まずは午前中に小学校での青空コンサート。



この為に用意された舞台。
この緑のシートの下は、彼らが普段教室で使っている机。

私が今までに立ったどの舞台よりも、
どのコンサートホールのステージよりも、
大きくてあったかいものを感じました。

その想いに応えるべく全力で打って、
それより全力でみんなと遊びました!













  


Posted by Kenta Mizobata at 09:37

2019年11月11日

カンボジア滞在記③

「和太鼓の価値」

昨日のカンボジアは独立記念日で(66年前にフランスから独立)、
街にはお祭りムードが漂っていました。

アンコールワットに代表されるような史跡を回って感じたことは、

人類の歴史とは常に「創造と破壊」の螺旋であったということ。
あらゆるものを築き上げては、天災や人災でその姿形を失い、
また新たに築き上げてゆく。
その繰り返し。いつの時代も。









史跡の城壁には人類と生命の闘いの歴史が所狭しと刻まれていました。
ところどころユーモアにも溢れ、まるで彫刻による絵巻を見ているようで。

風雪や領土をめぐる戦争、宗教による対立。
その都度たくさんの血と涙が流れ、やがてまた再生してゆく。
今の日本はどの辺りを辿っているのでしょうか。
「創造」へと向かっていると信じたいものです。

今日はいよいよ本番。
カンボジアで「和太鼓」は、ほとんど知られていないと現地の案内人の方から伺いました。
初めて目にする「和太鼓」がどう映るのか。

背負うものの大きさをひしひしと。
果たして伝わるのか。伝えられるのか。

「リズム」ではない何かをここに残せたら。





※お堀に浮かぶ睡蓮の花は朝に咲き、
お昼日差しが出て来る頃にはひっそりとその花を閉じます。何とも健気な姿が可愛かったです。  


Posted by Kenta Mizobata at 09:36

2019年11月11日

カンボジア滞在記②

「10ドルの価値」

市内の世界遺産を巡る中で、
地雷により身体の一部を失った人達からなる楽団に遭遇。



CD1枚10ドル。

果たして、

高いのか安いのか
偽善なのか慈善なのか
同情なのか慰めなのか
商売なのか切実なのか

別にどれでもいいと思います。

もし僕が事故や病気で身体の一部を失えば、
きっとこうしてでも奏でると思うから。

それと単純に音色が心地よく、
いつか公演の開場中のBGMとして使えたらなと。

この人たちは地雷によって被害を受けていなければ、
こうして音楽をすることはなかったのかな・・・  


Posted by Kenta Mizobata at 09:02

2019年11月11日

カンボジア滞在記①

「異文化と 鼓ミュニケーション 胸踊る」

ベトナム経由で無事にカンボジアへと到着しました。

太鼓は一足先に無事に着いたみたいです。
ほっ。。。
(まだ顔は見れておりませんが。)

明日は街へ出てこちらの風を感じ、
明後日のお昼に小学校公演、夜には通りに特設舞台を組んで演奏させて頂けるようです。

これまでにローマ、ニュヨーク、ロンドンへ、
(呼ばれもせず)太鼓を担いで演奏をしに行きました。
それはそれで刺激的で楽しかったです。

20歳のウブな僕が、
ニュヨークの「大人の社交場」で演奏したあの日のことは...未だに鮮明にムフフフフ

今回は有難くもお仕事としてご依頼を賜りました。
今こちらは22時を回ったところです。
空港を出て車内から見た街の様子に、ワクワクしてきました。

異なる文化に触れて見えてくる何か、
この先の想咲活動に繋がる何かを書き留めるべく。



「Campus」ノートが「Cambodia」ノートに見えている僕は、猫ひろしさんの恩恵を既に受けているみたいです。。  


Posted by Kenta Mizobata at 08:56

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