溝端健太オフィシャルウェブサイト

鼓めんと

2019年11月24日

あと14日

独奏公演第四打まであと14日

よよよ
ようやくチラシが完成いたしましたっっっ!!


この公演に向けて新調した衣装の色合いを主体としデザインしてみました。
(ちなみに、、、「OfficeWord2007」あたくしにとっては現役ルーキー(笑)です)

チケット、プログラム、座席表、チケットリスト、進行台本、照明きっかけ、、、
まだまだ作らねばならないものが。。

パソコンに向かわねば、宣伝もせねば、稽古もせねば、作曲もせねば、フエラムネも食べねば、、、

ねばーギブアップ!!  


Posted by Kenta Mizobata at 02:15

2019年11月24日

2019/12/7(土)8(日) 独奏公演第四打 「鼓んぱす」

想咲太鼓打ち 溝端健太 独奏公演第四打!

 「鼓んぱす」 ~打ち示せ明日への羅針盤~



2019/12/7(土)①開場18:30/開演19:00
      8(日)②開場13:00/開演13:30
         ③開場18:30/開演19:00(2日間3公演)
会場/神戸三宮シアターエートー(各線三宮駅より徒歩5分)
チケット/前売り一般2,500円(当日3,000円)/学生1,000円(全席指定)

「僕の前には道はない 僕の後ろに道は出来る」
高村光太郎氏の詩「道程」の世界観を、和太鼓で打ち綴る渾身の第四打!


  


Posted by Kenta Mizobata at 02:00鼓んさーと

2019年11月21日

あと16日

「一人でも出来ること」と、
「一人でしか出来ないこと」があり、

それより多くの「一人だと出来ないこと」が溢れています。

その狭間で僕は自打落に暮らす。
来る日も来る日も。
ふと周りを見渡せば一人。

そんな中、
ふと頭をよぎった言葉。

「僕の前に道はない。僕の後ろに道は出来る。」

この詩には続きがあるのをご存知ですか?

是非一度読んでみて下さい。
僕にはこの世を彷徨う人間の「闇」と「光」とが綴られているように思えます。

独奏公演第四打は、そんな高村光太郎氏の「道程」という詩の世界観を、懸命に打ち綴りたいと思います。

題して「鼓んぱす〜打ち示せ 羅針盤〜」

12/7土 ①19:00〜
12/8日 ②13:30〜
12/8日 ③19:00〜
@神戸三宮シアターエートー
チケット前売り2500円(学生割引1000円)

●ご予約は「鼓んたくと」にて承ります。




ひとりの人間の二本の腕から生まれる渾身の叫び。
うまくはないです。まとまってもいないです。
それでも辞められず。辞めることも出来ず。
恥を忍んで今年もまた。

※写真は独奏公演第一打「鼓独」より  


Posted by Kenta Mizobata at 23:27

2019年11月13日

カンボジア滞在記 最終稿

「生きていくということ」

現地最終日にトンレサップ湖にて、
水上生活を送る人々の様子を見にいきました。
ここは1つの観光地ともなっていて、
茶色く濁った湖の上を幾千もの船が往来しています。

30分程湖を渡り、
たどり着いた先には観光客向けに、
ワニのエサやりが見られるという場所。
エサとなる生きたナマズはいけすの中にいます。
それを少女が懸命に網ですくうのですが、
一向に捕まえられる気配はなく・・・

とうとう、少女がいけすにジャボン。。
カゴを片手に首元まで茶色い水に浸かりながら、
捕獲を試みます。
しかし!ナマズも生きるのに必死。
捕まってなるものかと逃げ回ります。



すると、
その様子を近くで見ていた一人の日本人女性が、
茶色い水に浸かった少女を憂い、
「可愛いそう」と言い残し、その場を立ち去りました。

「可愛いそう」に映ることも理解は出来ますが、
果たしてそうでしょうか...

彼女にとってはこれが仕事。
ナマズを捕まえて、エサやりを見せる。
そうする事でお金が稼げる訳です。

何よりも彼女は笑顔なんです。
まるで捕まえることを楽しんでいる様子。
顔に水が掛かろうが、髪が濡れようが、
口に水が入ろうが、、
カゴを振り回してまた笑顔で捕まえにいく。

結局、その時はナマズが逃げ切り、
捕まえることは出来ませんでした。

僕が見ていたのは10分間くらいかな。
ワニの捕食のためではなく、
それはもう彼女の笑顔に胸惹かれて。



ここまで来る僕たち観光客が乗った船にも、
村の貧しい家族が小さく古びた舟で横付けして、
物乞いをしてきました。

直前までは笑顔だったその家族も、
近くに来た途端に悲壮感を見せてきます。

演技ともとれるこのお芝居が、
あの家族にとっての仕事なんです。
(地雷で被弾した人達も、
観光客が近づくとあえて義足を外したりします)
見栄や世間体なんか関係なく、
生きるために働いているだけ。

その芝居の種類が異なるだけで、
お金を得るために太鼓を打つ僕と、
そこになんら違いはなく。
(もちろんお金だけではないけれど)

物乞いする家族も、
茶色い水に浸かりナマズを追う少女も、
そして逃げ回るナマズも、
みんな命を燃やしていました。

それが「生きる」ということ。
「生きていく」ということ。

カンボジアを過ごす中で、
そんな風に感じました。



いいところですよ。
カンボジア  


Posted by Kenta Mizobata at 18:48

2019年11月12日

カンボジア滞在記⑥

「笑顔の価値」

今から14年前。
カンボジアの子供たちの屈託ない笑顔に感銘を受けた、
神戸長田ライオンズクラブの藤尾司氏が、
現地に学校を設立されました。



「和太鼓の音を子供たちに聞かせたい」と、
このあたくし目、、、仰せつかさりました。

現地のクメール語は話せないし、
恥ずかしながら英語も小学生同等レベル。

だからこそ、この旅の中で和太鼓は、
僕にとって「言葉」よりも「言葉」になるものでした。

ここまで繋いで頂けた事に感謝。
おかげでたくさんの笑顔に出逢えました!









※演奏後にタモン小学校のみんなと!



※村長さん、校長先生、先生方、そして設立者の藤尾司氏と!



※現地ガイド&通訳のデブットさんと!



※州警察の副署長ソフィさんと!
この方のご尽力なくしては成り立たず。


今胸にあるもの。

「やりがい」や「充実感」「達成感」ではなく、

この関わり合いを「一過性のものとして、途切れさせたくはない」という思いだけ。

僕なりの関わり合いの道を模索しながら、
無事日本へと到着いたしました。  


Posted by Kenta Mizobata at 07:38

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