溝端健太オフィシャルウェブサイト

鼓めんと

2017年11月30日

机上の空論 in 砂場

「罪人に 天より聞こえし 蜘蛛の糸」

机上の空論 in 砂場


本日、公演に行った小学校でのこと。
本番後にグラウンドの砂場へとふらり。

すると一人の児童が駆け寄って来て、
「題名と曲がピッタリで面白かったですっ!!」と。

そこを汲み取って頂けたとは実に嬉しかったです。
なかなか通な目線をお持ちのお子さんで。。

私が太鼓の公演を観に行って好きな瞬間は、
題名と曲の中身がリンクした時です。
頭に風景や情景が浮んだ時の、あの心地良さ。

僕の場合は題名から曲のリズムに作ることもあれば、
リズム先行で作曲したものに、後からを曲名を当てはめることもあります。

「卵」が先か「鶏」が先か。
「卵」が「リズム」なら、「鶏」は「題名」。
どちらも先になり得ます。

今、新たに作曲の構想があるのは「蜘蛛の糸」を題材にしたもの。

ここからしばらくは、
文字通り「産みの苦しみ」です。
大切に懐で温めて、丈夫な「卵」を産み落としたいと思います!



Posted by Kenta Mizobata at 22:03

PAGE TOP